1. HOME
  2. ニュース
  3. 関東カトリック6大学合同プロジェクト2025を開催

ニュース

関東カトリック6大学合同プロジェクト2025を開催

6月14日(土)に聖心女子大学にて、関東カトリック6大学合同プロジェクト2025が開催されました。このプロジェクトは、カトリックの設立母体をもつ関東6大学間(本学、白百合女子大学、上智大学、清泉女子大学、聖マリアンナ医科大学、東京純心大学)の交流を目的としたものです。6大学の学生有志から成る実行委員会は2024年11月に発足し、試行錯誤を重ねながら当日まで準備を進めました。

今年のテーマは「環(めぐる)~他者に出会う、自分に出会う~」でした。シンポジウム、ミサ、交流パーティーの3部構成で、実行委員を含む6大学の学生や教職員、卒業生ら約110名が一堂に会しました。

第1部のシンポジウムでは、始めに、各大学の学生が大学設立とカトリック教育の関係、現在の大学の様子を紹介。続いて、加藤和哉教授(哲学科)による昭和初期の日本のカトリック教会を代表する神父、岩下壮一の青年期の出会いや留学経験をテーマとした基調講演が行われました。講演後には、参加した学生、卒業生、教職員それぞれが少人数のグループに分かれ、これまで経験した出会い等について分かち合いを行いました。所属大学や立場も異なる交流でしたが、会場の各所で活発な分かち合いが行われました。

第2部の合同ミサでは、6大学の合同聖歌隊の歌声から始まり、この日のために集まったクラレチアン宣教会の増田健神父様を含めた神父様6名による共同司式が行われました。各大学の代表者による共同祈願のほか、奉納では各大学にゆかりの品々が捧げられました。荘厳な雰囲気の中、6大学がこの場に集まったことに感謝し、参加者の心は一つになって聖歌と共にミサは終了しました。

第3部の交流パーティーには、学生のほか、神父様や教授、シスター方も参加して大学間、世代を超えた交流が行われました。合同聖歌隊によるミニコンサートも行われ、ホールに響き渡る美しい歌声に参加者一同が聴き入りました。

最後に増田神父様から、この出会いに感謝するとともに、本プロジェクトの継続を祈りましょうとの挨拶がなされました。学生主体で開催となった2回目のプロジェクトは、昨年同様6大学の絆を深める豊かな機会となりました。

【本学参加学生のコメント】
?他大学の学生委員と一緒に準備を進めることで、異なる視点や考え方に触れながら協力する楽しさを味わうことができ、とても貴重な経験になりました。
?大変なこともありましたが、他のカトリック大学の学生と力を合わせて一つのプロジェクトを作り上げる過程で、チームで何かを成し遂げることの喜びや達成感を感じることができました。

(マグダレナ?ソフィアセンター カトリックルーム)

シンポジウムの様子
合同ミサの様子